「代官山Nahomilly」 乗附なほみ の日記

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                   2005年の日記(かなり中途半端)

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2010年11月

◆現場
今月は、企画制作を担当した「年賀状を万年筆で描こう」キャンペーン(武田双雲さんとKittyちゃんがキャラクター)や、 代官山Nahomillyのいろいろな製作物が、CMや番組に出ております。
あのワンコが出演するCMも、ご覧いただいてますでしょうか?
衣装製作やタレント犬のスタイリストとしての仕事、CG製作、広告製作などは、より良い仕上げを目指し、 どれもギリギリまで直しを入れるので、どの仕事も納期がものすごくタイトになってしまって、 体力的にキツイなー、と実感するこの頃です。

先日、久々に徹夜になってしまいました。口内炎になったりして3日位、体調が戻りませんでした。 いつしか現場もすごーく年下の世代が多くなって、もはや監督までも年下に。 AD君達が生まれる前からこのスタジオにいたんだよなぁ、私。と思うと、感慨深いです。
とはいえ20数年、のことなんですけど、TVや映画は現役でいられる期間ってあんまり長くないのかも。 会社にいると、社長は定年もないし年齢って考えないんですけどねー。
年齢といえば・・・。「待って、もっと子犬でいて。」という願いもはかなく、 我が家のFuture&Millyは10歳に。子供達も5歳・6歳。ワンコ&ニャンコは年を取るのが早い! 人間に換算したくないなぁ。ずーっと元気で長生きして欲しい!

◆七五三
11月15日、七五三の日。TBSのお昼の生番組「ひるおび」で、犬の七五三が取り上げられ、代官山Nahomillyの着物・袴を 紹介して戴きました。ワンコの七五三は、まだ一般的には珍しいんですね。
毎年9月に入ると「七五三に間に合わせて」というご注文が増え、 11月には東京近辺にお住まいのお客様が「亀岡八幡宮でお参りしてきます」とよく仰られるので、 だいぶ一般化してきたな、と思っていたのですが。
思えば10年前、FutureとMillyを我が家に迎えてすぐの11月、生後5ケ月と3ケ月ということで七五三のお祝いをしました。 そしてX'masにサンタの服を作り、お正月に向けて着物を作ったのが、私の最初の犬服製作でした。
同じようにワンコに着せてお祝いをしたいと願う方のために、初めはYahooオクなどで販売し、 2003年に代官山Nahomillyを始めました。懐かしいな〜。

2010年10月

体育の日
以前、体育の日は、10月10日に固定されていました。この日って、不思議に良く晴れたんですよね。 晴れ率が高いから、運動会が開かれるように、体育の日にしたのかも。と思っていましたが、ハッピーマンデーになって、 今年の体育の日は、10月11日。
で、この3連休、毎日仕事ではありましたが、その合い間に秋の行事にも参加しまして、 西に東に、すごい移動距離でした。ある意味、体育の日だったかも。
10日の朝は小雨が降ったりしたけど、午後からとても良く晴れて、さすが元体育の日(笑)
茅ヶ崎にいた私は、夕陽をバックに、とても美しい富士山を拝みました。BBQをしながら。この時は、久々のレクリエーション!
そして11日は、朝からとっても爽やかな、体育の日らしいお天気で、私は、とある有名犬の元に、お仕事で出掛けました。 天高く馬肥ゆる秋。まさにその状況で・・・。馬や羊やワンコとお仕事をするという、結構レアな一日でした。 諸事情により、写真はナシ、です。
今週はあと何回か、東に西に移動があります。ふー。がんばらないとっ

2010年9月

芸術の秋?
仕事に明け暮れた猛暑の夏。残暑も厳しい中、既に七五三のためのお着物や、 (人の)ドレスのご注文を賜り、大汗をかきながら、 ワンコの採寸や、仮縫いしたドレスのフィッティングをさせて戴いています。
今年は、おかげさまで、リピーターのお客様が多く、2着目3着目のお着物や、 2人目、3人目のワンちゃんを迎えられたお客様から早めのご注文をいただいています。ありがとうございます。

今年もいくつかの新柄をご用意できました。
ワンコ、ニャンコに似合う柄は、小さくて可愛くて色がキレイなもの。人間用ですと七五三向けなのですが、 年々、日本製の素敵な布地が減っていきます。中国製が多いのだと思いますが、どこか柄が変わっているんですよね。 日本の古典にはない薔薇などの洋花が入っていたり。
そんな中、あるメーカーさんに織ったり染めたりして戴いて、帯や着物の布地の新柄を作って戴いています。

今月は、とあるキャンペーンをプロデュースしていて、 書道家の武田双雲さん、芸術家の筒井はじめさんと、お仕事しています。
湘南の双雲先生の所で、アーチストの皆様に触発されて、絵とか書を書いてみちゃったり、 それなりの芸術の秋です。

本来、大先生方の前で、こっぱずかしいことなんですが、 双雲先生は、何でも褒めて下さるので、つい、気持ち良くなっちゃって。 筆もさすがに書きやすくて。楽しんでしまいました。

双雲先生もはじめさんも、素晴らしい人で、楽しく仕事ができて、関係者の皆々様に感謝、です。

2010年8月

韓国
夏は太平洋上にあるはずの高気圧が日本の真上まで張り出したため、 台風の進路が日本海側になって、日本は酷暑、韓国に台風の被害をもたらした今夏。
韓国へ行ったら、連日、夕方になると車から降りられないほどの、すごいスコールに合ってビックリしました。

今回は3泊して時間に余裕があったので、チョ・ソンモさんの新曲の発表会 (ショーケースというそうです)を見せていただいたり(写真は会場となったクラブの入口)、 国立中央博物館で、以前から見たかった国宝83号新羅の金銅彌勒菩薩半跏思惟像を見に行ったり、 南大門市場のアクセサリー市場をじっくり廻ったり、いろいろ楽しく過ごしました。
化粧品は、画期的なものには出会えなかったですが、 ワンコ・ニャンコの服に使いたいパーツや小物の材料を入手できました。

見て見て!このシュナウザー!
尻尾までよくできてるでしょ〜? 
プードルやチワワも、すっごくよくできてて感動!



そして、韓国、夏のお楽しみは、ハッピンス(かき氷)。
今回もフルーツてんこもりのハッピンスをたらふく堪能。
奥に写っているワッフルも、豪快で美味しい〜
アワビ料理も、1年分位食べました。お刺身・バター焼き・お鍋・お粥・・・。 もう今年いっぱいアワビはいいですっていう位。贅沢ですね。 韓国でもお値段が結構はりましたが、それでも日本の数分の1だろうなと思います。
やっぱりソウルは美味しい

2010年7月

富士スピードウェイ
F-1の仕事をしていた時以来、久し振りにサーキットへ。 Formura Nipponの決勝。Team LeMansのピット&パドックへうかがい、ドライバーのケイ・コッツォリーノ君と石浦宏明さんを応援。
フォーミュラカーのドライバーはイケメン揃い。 ケイ君はイタリア人だけど東京生まれで日本語が上手。笑顔が可愛くて、やられる〜! とっても優しい石浦さん、奥様はミス日本の超美人。納得〜! レーサーって、かっこいいですものねー
パドック裏で、ケイ君のパパ、イタリア料理の巨匠・カルミネさんがイタリア料理を振舞ってくださいました。 (富士への道中、東名のインターでアンパンを買って食べたばっかりなのに) 美味しそうなイタリアンを目にして、セレブ気分で、デザートまですっかり平らげてしまいました。

そしてピットで皆が忙しそうに働いている中を、久し振りで嬉しくて、つい車の中を覗き込んでしまい、 スタッフの皆さんに乗ってみなよーとか言われちゃいました。 (もう何しに行ったんだか。応援というより邪魔? それにフォーミュラマシンは ドライバーの身体ピッタリに作ってあるので、ケイ君のマシン、お尻入らないです。)

あと数分でレーススタート、という緊張感高まるスターティンググリッドについた車の横にも行かせていただきました。
すぐにフォーメーションラップが始まります。近くで見ると大迫力で、ドキドキ〜

そしてexhaust noteを響かせて、レーススタート!
ものすごく暑くて、路面温度も高い中、40周するのは大変だなぁ。2人ともがんばれー、って思いつつ、 場所を移動し、スタート直後からは第一コーナーで、その後、いろいろ場所を移動しながら応援。
結果は、石浦さん6位、ケイ君8位でした。
次こそ表彰台、がんばって下さ〜い。
ありがとうございました。

日食 at タヒチ
去年は比較的近くで皆既日食を体験できたのに、仕事が立て込んでいたので、2010年7月11日のチャンスに、 タヒチへGo!
初めて見ることができました。
当日は、深夜3時に起きて、鑑賞ポイントへ移動。真っ暗な夜空は、まさに「満天の星」。3分に1回位、流れ星が 見えます。長い距離をさーっと移動する流れ星を初めて見て、とっても感激して、願い事も忘れて、首が痛くなるのもかまわず、 ずーと見とれていました。
6時過ぎに日の出。7時過ぎに噂通り、風が吹き始めて鳥が飛んで行き、穏やかだった海が風でざわめき・・・神秘体験が始まりました。
太陽は90%欠けても、雨降りの日くらいの明るさで、真っ暗にはなりません。98%位欠けると、人の顔が見えない暗さになります。 真っ暗は、2分くらいでした。そして再び明るくなり始めて、10時過ぎに元の姿に戻りました。
太陽がなかったら、植物が光合成をできなくなって酸素がなくなっちゃって、人間は生きていけないんだなぁ、 ありがたいなぁとか、天照大御神のこと、世界中に伝わる太陽神の話、天岩戸は日食のことという説がある、 なんて話しながらの約4時間は、かなりあっという間でした。

日本TV「DON!」
7月6日、日本TV、お昼の生番組「DON!」で、代官山Nahomillyの浴衣が紹介されることになり、 お客様の遠藤空(くう)君、ミルクちゃんにご協力いただきました。
写真を送っていただいた時に、何て可愛いんだろう!と思ってから、いつか会いたいなぁ、と思っていた私。
TV出演を口実!?に、ようやくお会いできて、だっこできて、嬉しかったぁ♪

楽屋でも、ずっとおとなしくしている空君とミルクちゃん。
本物のTカッププードルで、とーっても、ちっちゃくて、お人形さんみたい。

楽屋の鏡に自分が映っても、吼えもせず、じっと見て、その後、踊るようなしぐさ。
ドキュン、とやられちゃいました。

本番も、期待以上の働き(笑)で、美しい大地真央さんに、だっこされたミルクちゃんは、コーナーが終わって次のコーナーに移っても、 ずっとだっこで、そのまま出演。
出演者の皆様も、可愛い〜!を連呼。
本当に浴衣が似合って素敵でした。ありがとうございました。

帰宅してから、体重は同じはずのウチのヨーキーをだっこしたら、 ミルクちゃんより体長が短く手足も数cm短いのに、なんだか重く感じられました。

2010年6月

天国
どこかでリフレッシュしよう、と思うと・・・
海外とか、全く環境が違う所へ行きたくなってたんですが。
各地の様子を紹介するTV番組を見ながら、身近にもいい所がいっぱいあるのかも、と、思い、 ここ→ へ行ってみました。
代官山から車で2時間で着く、秩父。
一面に咲くポピー♪
ここは、楽園?天国?


近くには、このような川が。三途の、ではないですよ。
でも美しいきれいな川。今の季節の川下り、最高です。
スリルを求めたい方は、台風の後に、と船頭さんが言ってました。
ラフティングやカヌーもできますし。

2010年5月

ココ・シャネルが使ったCHANEL BAG
CHANEL銀座本店に、フランスから広報の素敵なマダムが来日されました。 CHANELの歴史、特に定番のクラッチBAGについて、誕生ストーリーや製造方法などを詳しく教えていただきました。

感激したのは、ココ・シャネル(Gabrielle Bonheur Chanel)が使っていた、BAGを触らせていただいたこと。 (右の写真です。携帯電話で撮った画像のせいでキレイに見えなくてすみません。 実物は使いこんだ感じはありつつも、50年経っているのに綺麗でした。)

このクラッチBAGは、デザインや作りが初めから全く変わっていないことに、まず驚きました。
一番いい皮から型を抜いて、キルティングの縫製がされます。(この部分は特許取得) 一筆書きのようにキルティングを縫うミシンがすごい!
そして最後に、皮の表裏をひっくり返して、縫い目が見えないようにする訳ですが、 その「ひっくり返す」作業は、熟練した職人の中でも限定された人が、 夕方のリラックスした気分の時、さっと「ひっくり返す」という説明にまたビックリ!
その理由は、一度に迷いなくひっくり返さないと、皮にシワが寄るから、だそう。 こうして、丁寧に作られるんですね。HERMESのBAGと同様、特別なBAGと思います。
また、このクラッチは、内側にいくつかのポケットがあります。 女性のココならではの工夫と気遣いがたくさんあるバッグです。
そして、お洒落だなぁ、と思うのが、蓋の内側にある薄いポケットの秘密。 ココ・シャネルがパーティーに出席して殿方からラブレターをもらった時に、こっそり、かつ、サッとしまえるようにと、 この秘密のポケットを作ったのだそうです。
いろいろお話をお聞きするうちに、欲しくなってしまって、 表皮を銀、内側を金、留め金とチェーンを金で作って欲しいと、ワガママを言ってしまいました。 出来上がりは来年のいつか、ということで、と受けて戴けました。とっても楽しみです。

上海万博
GWに、上海へ行ってきました。
10年位前、代官山Nahomillyの服を量産した時に上海の工場で作っていた事があります。 その頃の上海は、まだ田舎で、いかにも中国、という感じでしたが、 この数年で近代的な高層ビルが急増し、一気にNew York化した感じです。
特に、上海万博に向けて、道や地下鉄などの交通網が整備され、 新しいホテルや大型のブランドショップができ、スラムのようだった所が一掃されて、 とても新しい街に生まれ変わりました。

万博期間中、外観の工事はNGということで、工事中の所はそんなに目立ちませんでした。

上海万博は、5月1〜3日が特別公開日で、4日からが一般公開。
特別公開日は、中国館・日本館など一部のパビリオン以外はすいていて、いろいろ見られました。 日本人は少なかったと思いますが、日本の報道クルーにはたくさん出会いました。
4日はさすがに人出が多くて、アジア〜ヨーロッパエリアまで人が溢れていて活気があり、どのパビリオンも行列ができていました。
内容は、だいたい日本で報道された通りだと思います。
中身ができあがってないパビリオンも多数あり、北朝鮮館も報道の通りでしたが、 実は他のパビリオンも似たような感じ。それぞれの国の様子を映した映像が流れている+民族衣装とか民芸品の展示、という内容が多かったです。 映像ならばインターネットで見られる今、これだけお金をかけて展示する意味って何だろう?と考えてしまいましたが まだ旅行が一般化されていない中国の、特に上海や北京以外の所に住んでいる方には、物珍しく興味深かったのでは、と思います。
上海万博と比較される大阪万博へ行った時のことを思い出しました。目玉であるアメリカ館の月の石を見るために、何時間も並んだなぁ、と。 1970年の日本では、一般の人が海外旅行をすることは殆どできなかったので、様々な国の人を見たりすること自体が珍しくexcitingでした。

実際に運ばれていたのは、不思議な造りだったデンマーク館の中央にあった、世界3大ガッカリ?の人魚姫像。なぜ運んできたのかな?

個人的に一番面白かったのは、アイスランド館です。 今、この国には火山の影響で行く事ができませんが、部屋全体に、360度のパノラマ映像で、街や海や山など、 国のあちこちの様子を映していたので、まるでこの国に行ったような臨場感が味わえました。 火山の空撮映像は圧巻で、下記の通り、4月にハワイ島の活火山を見たばかりだった私には、その噴火の凄さがよくわかりました。

万博会場で、お客待ちをしているTAXIは、電気自動車で、ピッカピカの新車!気持ちよかったので、そのままホテルまで帰りました。 市内の移動はTAXIが安くて便利(英語が通じないので筆記で目的地を伝えます)。 虹橋空港から市の中心のホテルまででも1000円ちょっと。市内の移動ならば300円位。 今や距離で世界一となった上海の地下鉄も開通したての線が多いので、駅も車両も真新しくてキレイです。 リニアも431kmまで出してくれます。地下鉄で50分位かかる所が7分。料金も7倍ですが、それ以上の価値があります。 日本も羽田−東京−成田間にリニアを就航すればいいのに!

ところで、上海と言えば「食」
もちろん上海蟹が一番ですけれど、今はオフシーズンなので、普通の中華料理を食べ歩き。 現地のセレブな女性社長に連れて行って戴いた レストラン琳怡(リン)は、内装も超お洒落。海老のチリソースは、 ぷりっぷり大きな海老で、今まで食べた中で一番おいしかったかも。魚もジューシーで美味しかった!
連日満席で予約が難しいとのこと。日本にそんなレストラン、今、あるかな? 人口が13倍、景気急上昇の上海の勢いをこんな点でも感じます。

私のお薦めは、観光地「豫園」にある小籠包で有名な「南翔饅頭店」3階の「料理」
小籠包は皮が厚く脂がしっかりなので、私は2個食べられるかな、という感じですけれど、 日本の支店では6個で1500円の小籠包が、ここでは一番高い3階で食べても300円位ですから、是非食べておかないと!
でもお薦めは小籠包ではなくて、「松茸と衣笠茸が入ったスープ」。絶品です。 日本だとかなりなお値段になりそうなこのスープは、1500円の定食の中の一品。 この1500円の定食は、小籠包が6個、他にも点心がたくさんついてて超お得。

小籠包なら、台湾発の鼎泰豊(ディンタイフォン)のほうがサッパリしてますが、やはりお薦めは小籠包ではなくて、 アスパラガスにこれでもか、という量の蟹のソースがかかった料理など、ここも、一品料理が美味しいです。

ホテルは、テレビ棟の周りの超高層ビル内のホテルもいいですが、 人民広場にある「ル・ロイヤルメリディアン」が、地下鉄のターミナル駅の真上と便利な立地でお薦めです。 歩いてもどこでも近く、部屋もモダン・快適&リーズナブルで、とってもいいです。


2010年4月

ハワイ島
ひどい花粉症のため、毎年2月〜4月は海外へ避難して粘膜を再生する私。 今年は4月に成田→ハワイ島→オアフ島→成田のエアチケットを取っていたんですけど、 今年はスギの花粉量が少なかったため、花粉避難というよりは普通の旅行として女子3人で出掛けてきました。
ハワイ島は10年振り。コナ空港からワイコロアのヒルトン村までは、相変わらず見渡す限り黒い溶岩のみ、でしたが コナ空港の近くはTargetという大きなスーパーができていたり、だいぶ開発された感がありました。 東京で生まれ育っているせいか、自然が残っている所が開発されていくと、ちょっと寂しく感じます。 このままでいてほしいのにな、と。特にハワイ島は「地球」を感じられる所なので、普通の都市のようになってしまうのは もったいないと思うのです。

今回まずは、キラウエア火山へ行きました。火口近くは硫化ガスが出ているということで少し離れた位置、ジャガー博物館から観測。 山頂は、カルデラになっていて、火口から昼間は煙が出ていますが、炎は見えません。夜は、右のように赤々と燃え滾る溶岩が湧き上がっている様子が見えます。
地球が活動している、ということをはっきり感じ取れました。

次の日は、マウナケア山へ。
山頂周辺、4200m地点の所に日本の天体観測所「すばる」があります。
富士山の場合、車で上がれるのは5合目までですが、ここでは4WDで、ガンガン「すばる」まで行けます。 さすがアメリカ、という感じ!
でもここではレンタカーはNG。(ハワイ島では空港からホテルへの送迎がないためレンタカーは不可欠ですが)
「すばる」の他にも、12基の望遠鏡があって、車のライトなどの光があると観測に影響するため、 1日に上がって良い車の台数が限られており、許可された車しか行けないので、 「すばる」まで行くには、ツアー参加しかありません。
また、富士山3776mより遙かに高いこの高さまで、一気に上がると高山病になってしまうので、 途中、2775m地点のオニヅカ・ビジターセンターで一旦休憩します。 ここで時間調整して、サンセットに合わせて頂上へ。
頂上は、地上の半分しか酸素がないので、すばるの研究員の方でさえも、滞在時間が限られます。 そんな事を聞いてちょっと心配でしたが、貧血の私でも、走ったりしなければ全く普通に過ごせ、雲の上の景色を堪能しました。
約1時間滞在し、4200mからのサンセットを拝みました。その雄大さはとても文章で表せないほど。 地球の大きさだけでなく、宇宙を感じることができました。

帰りは2800m地点で、天体観測。 ツアー会社が持っているGPS機能付きの天体望遠鏡で、土星・木星・火星・シリウス、オリオン座の星雲などを観測させていただきました。
個人で行く場合は、前述の理由で山頂までは上がれませんが、天体観測ならば、 オニヅカ・ビジターセンターに、いろいろな大学の人が大きな望遠鏡を持ち込んで観測しているので見せてもらえます。 新しく生まれている星など、見つけられたら嬉しいですね。
私は、夜空でひときわ明るく、青い光を発して輝く、ダイヤモンドのようなシリウスにうっとり。
土星は今、取り巻いている輪が垂直になっていて、串だんごみたいに見えるんです。10年に一度、このように見えるのだそうです。
とにかく、ハワイ島は「地球」「宇宙」を意識できる場所。自然を大切に、って観念ではなくて、心と身体で感じられます。

2010年3月

華麗なる遺産
3月2日から、フジテレビの昼間の韓流αという枠で、 「華麗なる遺産」というドラマの放送が始まりました。
2009年、韓国で最終回の視聴率47.1%を記録した大ヒットドラマです。
昨年9月に韓国へ行った時に、このドラマに出演されているベ・スビンさんと食事をしたことを この日記に書きましたが、こんなに早く日本でオンエアされるなんて。しかも地上波で。 今日は、日本で放送が始まったよーと電話したいくらい嬉し〜い  しかーしよく考えたら(彼は日本語がわかるけど)私は韓国語ができず間がもたなそうなので電話はやめときます。
もう気軽に食事できないかも・・・。でも彼の人気が日本でも出るといいな。日本の韓流ファンの期待を決して裏切らない、 礼儀正しく優しいイケメンなので。微力ですが応援していきたいと思う次第です。右は、彼のサインです。

2010年2月

0号室の客
今月金曜日深夜に放映の「0号室の客」に、PC画面製作で参加。
主演はNEWSの小山さん、監督は慶応義塾現役大学生らしい松居大悟さん。ドラマ初監督でガンバっておられました。 収録自体は昨年10月。朝を通り越して翌日の昼近くまでかかったのは・・・どんまいって事で。
深夜なのでオンエアを見るのはツライ方、You Tubeで探してください。 ジャニーズさんの主演ドラマ枠なので、たくさん出ていると思います。

黄金の刻
なかにし礼さんの作・演出による世界劇「黄金の刻」を観に日本武道館へ。 アリーナの前から3列目の席を戴いたのですごく良く見えました。

里見浩太朗さんの迫力、佐久間良子さん、林 与一さんの貫禄ある演技、いつまでも変わらない松原智恵子さん、 そして安寿役で宙乗りをがんばった高島礼子ちゃん、17歳の尾上右近さんのフレッシュな厨子王の演技はさることながら、 日本を代表するオペラ歌手の方々、ダレン・リー氏や麿赤兒氏・大駱駝艦の踊り、巨大な和太鼓、壮大なオーケストラ、 レーザーが飛び交い七色の光が織り成す美しい照明、絢爛豪華な衣裳、そして3000人のコーラスが武道館の一角を占め・・・ この全てが武道館の巨大な空間に立体的に融合し、That's 世界劇、というここにしかない 独自の不思議な世界を創り上げていました。
ストーリーは、山椒大夫の話の新解釈。3時間に及びましたが、最後まで目が離せない濃い内容。 見たこともない華麗で壮大な舞台に、とても感動しました。
ありがとう、東京電力さん。そう、この超豪華な舞台は、1日だけ。しかも東京電力さんの一社提供で、観客全員ご招待なのです。

2月の沖縄
沖縄には年1〜2回行きホテルを変えて楽しんでいます。 今までのお気に入りは、部屋やサービス・レストランは普通ですがヤドカリがいる岩場のある海が好きな「日航アリビラ」、 エステ施設やゴルフ、レストランが良い「喜瀬別邸」のカバナルーム、です。 プールに部屋から直接出られる所がGood
一方「ジ・アッタテラス」は部屋はいいんですけれど、海から遠く、ホテルの中の移動が面倒でリピートしませんでした。 せっかくの沖縄。やはり窓の外はすぐ海っていう眺めがいいですものね。
「カヌチャ」は8番ロングホールにキャリーで160ヤード以上は必要な谷越えがあるゴルフコースと、ビーチはいいのですが、 那覇空港から遠いことと、レストランなどがもう一つなので最近はご無沙汰です。またここでゴルフをしたい時に行こうかな。

今回は「ブセナテラス」にしました。「喜瀬別邸」は屋外プールが3月末までclose。カバナルームに泊まっても意味がないので・・・。 1泊目はDXナチュラルオーシャンビュー、2泊目はクラブコテージのDXスイートにして、普通のお部屋とスイートの両方を体験。
普通のお部屋も8階で眺めがよく、満足でしたが、さすがにDXスイートは、角部屋のため2面が海で絶景です。 うち1面は広いベランダがあり、部屋のガラス戸を全部開けられて、開放感・最高です。お風呂も素敵でした。
ホテル棟と離れているので、レストランへ行くには、毎度カートを呼ばなければならず、「ジ・アッタテラス」と同じ位 不便ですが、プライベート感は別荘感覚でとても良かったです。
朝食・昼食のビュッフェは、特別美味しいというものはないかもしれませんが、お料理の種類が多くてコスパが良く、 好き嫌いの多い人でも食べられて、誰でも満足じゃないかしら。特にデザート・フルーツが豊富で女性は大喜び!
和食レストランの内容は普通で高いかな。大浴場はサウナがある普通の浴場でした。
ともあれ、週末にちょっと休みに行くにはやっぱり沖縄が最高ですね。

2010年1月

エジプトへ行ってきました
2010年、ある意味区切りのいい年で、↓のコメントも書いた所で5000年前の遺跡のあるエジプトへ行ってきました。
アフリカですからね〜 夏は、かなり暑く50度近い日もあるそうなんですが、1月は昼間は上がっても20度位、 夜は東京と同じ位で、昼間の観光は過ごしやすかったです。夜の外出にはダウンコートを着ました。 エジプトはナイル川沿岸以外、国土の90%は砂漠。 つまり砂漠気候で湿度がなく保温されないので、夜はかなり寒いんです。砂漠でテントで寝たら凍るかも、と思ったほど。
ナイル川に沿って南下しました。
カイロ → ルクソール(テーベ)→ アスワン → アブシンベル
日本で例えると本州を縦断する感じなので、移動は飛行機。成田からエジプト航空でカイロは直行でしたがさすがに6回飛行機に乗ると 疲れる&トランクもかなりボロっと来ました(笑)。

エジプトは・・・
国民の90%がイスラム教徒。従って食事や風習もイスラムになります。エジプト航空もアルコール飲料は出ません。××
レストランも観光客向け以外はアルコールはなし。1日5回の礼拝時、モスク(イスラムの教会)からスピーカーを通じて アザーンという礼拝時間を知らせる声が流れます。1回目は夜明け、5回目は夜。 海外に行ってもホテルにいればそんなに外国だなって感じることはないんですけど、今回はこの声を聞いて外国だなぁと感じました。

カイロではピラミッド、カイロ博物館、イスラムの寺院(モスク)に行きました。 ルクソールでは、ハトシェプスト女王葬祭殿、王家の谷、メムノンの巨像、ラムセス3世葬祭殿、カルナック神殿、ルクソール神殿、ルクソール博物館 エドフでは、ホルス神殿、コムオンボ神殿、アスワンではイシス神殿やアスワンハイダム、 アブシンベルには宿泊したので、大神殿・小神殿へ昼間、夕暮れ〜夜、日の出と3回訪れ、音と光のナイトショーも見ました。

一番インパクトがあったのは、 王家の谷にあるツタンカーメンのお墓と、ルクソール博物館、カイロ博物館に分かれて展示されているツタンカーメンの副葬品です。
黄金のマスクや黄金の棺の素晴らしさもさることながら、椅子、ベッド、ビーズアクセサリー、手袋などが 現在と全く同じ形であることにビックリしました。

歴史を振り返ると、日本で卑弥呼が活躍した弥生時代は紀元200年頃。
中国の夏は紀元前2100年〜1600年頃。
エジプトでクフ王がピラミッドを建てたのが紀元前2550年頃、ツタンカーメンが王になったのは紀元前1333年頃。
3343年も前に、今と同じような生活をしていたエジプト文明はすごすぎる!

一組のサンダルを妃と片方ずつ履いている姿が描かれた玉座の脚は、 猫脚ならぬライオン脚で宝石が埋め込まれ凝ったデザインが素敵。
サンダルは、現在のビーチサンダルと同じ全く同じ形のものや、王があの世でずっと使えるようにと黄金製のもの、 今あったらすぐ買いたいと思うほど、とてもお洒落で洗練されたデザインのものと たくさんあって、現代のデザイナーはこうしたものを模倣しているのかな、と感じました。(グッチに似たデザインのものがあったような・・・)

ビーズのアクセサリーも今と殆ど同じ。ファイアンス(焼結石英)ビーズが既にあったなんてすごい! 大きさも、大きなものからシードビーズと言われる1〜2mmの大きさのものまで、とにかく今と同じ。 中でも、ビーズ織りの起源と思うような作品や、ビーズステッチが施されたものにとても感動しました。 カルティエなど各国の王室御用達宝飾ブランドのデザインのルーツが、古代エジプトにあることもよくわかりました。 私はCartierの本をたくさん持っているんですが、宝飾品や時計など1900年頃のデザインは素敵と思っていたのが、それよりもっとずっと・・・4000年位前に こういうデザインがあった文化の高さに驚きました。
そしてそのデザインを形にする技術も秀逸です。2010年現在、これらを手で一から作れる職人がどれだけいるでしょう技術というか根気というか・・・ 莫大な時間をかけて作ったんじゃないかなぁと思う複雑な作品もたくさんあり、感動しました。
ピラミッドや神殿や像などの巨大な建造物もですが、こうした手工芸品も同じものを今作るとしたらさぞ職人泣かせな事でしょう、と思います。

それにしても、クフ王のピラミッド建立から4560年。それだけの時間が経ってもエジプトはあまり変わらないように思います。 中に入った時、ここでナポレオンも過ごしたんだなぁとか、いろいろ感慨深かったですけれど、こうした建造物は、 壁画が退色したり地震で壊れたり異国人が訪れて一部を壊したりといったことはあるものの、 雨が降らないのでかなり残っているように思います。
砂に埋まっていたものや壊れたものの修復も進み、4000年前にどういう暮らしがあったのか、想像ができるところに壮大な人類のロマンを感じました。

一方、エジプト人の住居は、もしかすると廃墟?!と言ってもいい位で、 地方に行くとレンガで四方を囲っただけの家も多いですし、首都カイロでも上から見ると最上階の屋根が壊れてなくなっていたり、 5つ星ホテルでもあちこち壊れたままだったり、と何事もキチっとしたい日本人には驚きです。 (そういえばエジプト航空機のビジネスクラスのトイレや、席のフットレスト、テーブルも思い切り壊れてた)
面白いのは、豪邸と廃墟の区別がつきにくい事! 豪邸の構えでも窓ガラスがなかったりよく見ると壊れていたりハリボテだったり
街中が壊れていると言うか・・・実に興味深いものがありました。
産業は観光関係しかないそうで、工場など近代的な産業施設は見ませんでした。街で売っているものも、どこでも殆ど同じで 「これ確実に20世紀に作られてそのままココにあるよね?」というものも多く、地元の人が行くショッピングセンターも買いたいものは全くなくて。
海外で買い物に1円も使わなかったのは初めてで、ある意味カルチャーショック(笑)

他にも風習で驚くことがたくさんあって、悠久の歴史と世界の広さと常識の違いにカルチャーショックをいっぱい感じた旅でした。

21世紀になって10年・・・
今年は、殆どお正月らしいことをしないまま、あっ!という間に三が日終了。
DVDやTVさえも殆ど見ず・・・。
それにしても、時間が経つ早さにピックリですよね?!
2000年1月1日を迎える瞬間、恵比寿のウェスティンホテルのミレニアムのパーティーで、 川島直美さんや田崎さんとシャンパンで乾杯、なんて盛り上がったのがもう10年前だなんて。
そして2001年「21世紀よ、こんにちは」してからも、どんどん時が経ち・・・。なんと、もう2010年。
20世紀の頃、2010年と言うと銀色の衣裳を着ているイメージだったけど、服に関しては、あんまり変わらないですね。 実際、20年前位に買った服も着てますし。
着物の流行はレース使いがあったりしていますが、変わらぬ良さも追求して行きたいな、と思っています。 と言ってもワンちゃん猫ちゃんの着物という時点で20世紀の人はビックリするのかな

新年最初にTVに出たワンちゃんは?
テレビ朝日の年越し特番「クイズ雑学王」で出たワンちゃんが最初かな。
新年カウントダウン直後の最初の問題
 「市ヶ谷の亀岡八幡宮で予約すると特別なお参りができます。その特別とは?」
の回答VTRで出た、亀岡八幡宮のHPにも出ている、
緑の着物+青の特別な袴を着た代官山Nahomillyのお客様ワンちゃんです。

次が、我が家のアトム。参拝の手順説明をさせて戴きました。
そして、お得意様の奈菜さん。着物姿が美しかった〜♪
ロケは、X'masの日に行われました。日が暮れてきて・・・大変でした



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